お茶の歴史 抹茶の歴史
お茶の歴史
抹茶の歴史
お茶の歴史は古く、中国で発祥したお茶の文化は、各国でそれぞれの文化と混じり合い、豊かな歴史を歩んできました。日本にお茶が伝来して1200年、日本茶の文化の代表とも言える「抹茶」は、ここ数年で「Green Tea」から「MATCHA」と呼ばれるまでに。時代とともに進化してきた日本のお茶の歴史を、紐解いてみましょう。
-
805年
- 遣唐使によってお茶が伝来
最澄、空海が唐から茶種を持ち帰り、比叡山のふもとに植える。
-
1191年
- 宇治で茶栽培がはじまる
栄西が宋から帰り、日本にお茶を飲む習慣を広める。明恵が栄西から分けた茶種を京都の栂尾、宇治などに植え始める。
-
1211年
- 茶(抹茶)のからだに対する働きが記される
栄西が茶について日本最古の茶書「喫茶養生記」を書く。
-
14世紀はじめ
- 喫茶の広がり
南北朝・室町時代、貴族や武士の間で喫茶が広がる。当時のお茶とは抹茶のことだった。
-
16世紀後半
- 茶道文化が発展
安土桃山時代に千利休らが活躍
-
1738年
- 煎茶が登場
永谷宗円が煎茶の作り方(宇治茶製法)を生み出す。
-
1835年
- 玉露が登場
江戸時代後期、玉露の作り方が生み出される。
-
2015年頃
- 世界的に「MATCHA」が人気に